シラバス4
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デザイン制作II

デザイン = 情報を読み解く力。

【年次・開講期】3年次 後期 【単位】実技(90分)1単位(c1)【系列】教科専攻科目(S)

【授業概要】

教育分野でのデザイン思考の一環で,未来の先生へ向けての教養として「情報を読み解く力」を体得してもらう内容です。 授業としては,課題テーマに対してのデザイン活動(取材,執筆,編集,写真撮影,伝達)が主体となります。具体的には,新聞づくりとして収斂され,問題の発見・解決・発想をデザインにつなげる思考の体得を目指します。

1. 未来の先生の教養として「情報を読み解く力」を,新聞学習を通じて体得してもらう。
2. 学校教育の現場向けとして「新聞を(児童・生徒への)生きた教材として使う授業展開力」の育成をも兼ねる。

愛知教育大学では2005年度より,企業等との連携講座プロジェクトが組まれています。連携締結時は,教職に関する必修科目「総合演習」(3年次 後期)として2011年度まで展開していましたが,当科目の閉講に伴い,現在は授業担当者の富山の開く専攻科目「デザイン制作 l」(3年次 前期)として継承しています。
美術選修・専攻では,中日新聞社と恊働で,未来の先生向け「新聞活用学習を推進できる教員の養成カリキュラム」としての開講です。

隔週毎に課された新聞スクラップシート 発行されたグループ新聞
隔週毎に課された新聞スクラップシート 発行されたグループ新聞


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【授業計画】

(大学HPに,当該年度のカリキュラムを掲載)

【課題等】

1)授業の隔週時に,演習シート「scrap sheet」を提出。
2)写真課題 ――(中日新聞社より出題 → 提出 →中日新聞社カメラマンによる講評)。
3)新聞の発行 ――(中日新聞社 記者による演習と最終講評)。

【教科書】

『新聞で学力を伸ばす』(齋藤 孝,朝日新書,2010年)700円
『中日新聞』(毎授業時に当日分を受講生各人へ配布)

新聞を読む習慣のないまま教員になるケースも最近では多くなっているようです。
メディアリテラシー(情報を読み解く力)の基礎として,また教育活動の情報の宝庫として,新聞を読むことを日常習慣にして欲しいと切に願っています。


【評価方法】

提出物の水準を基準に,取り組み姿勢(出席等)を勘案して評定します。
出席しない限りは,評価に値する「新聞の編集・発行」はできないものと判断します。

【備 考】

この授業は中日新聞社と愛知教育大学との連係による授業です(「中日新聞社と国立大学法人愛知教育大学の授業連携に関する覚書」2006年4月締結)。
[ 2021.03更新 ]

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